特別企画展「小鹿野の憧憬」
令和博物館館長
加藤健祐
令和博物館本館が予定される秩父地方は運営母体も含めたグループ創業の地であり、本館開館に先立ち、かつて小鹿野に存在した常盤写真館が残した写真群をご紹介いたします。
グループ創業の地という原点をテーマに令和博物館の本領である資料収集と展示を行えることは誠に喜ばしいことであり、企画展を通じて令和博物館の活動とその意義を広く認識していただければ幸いです。
常盤写真館の残した写真群(計54点)
常盤写真館とは
■「常盤写真館」
明治29年、埼玉銀行(現埼玉りそな銀行)の前身である小鹿野銀行が創立。
初代頭取は加藤晋四郎氏で、頭取の重責を果たしつつ、
当時としては希少な写真に傾倒し「常盤写真館」を創立して
新技術の導入にも積極的に取り組まれました。